アモリ人#11997/04/01 19:05

「古代シリア」
(『岩波講座 世界の歴史1』)1969年

アムル人の移住
(前3千年紀の終り~前2千年紀)

アムル人の移住による動乱によって、多くの有力な都市
(ウガリト、ビュブロスなど)が、この時代に灰燼に帰した。
・・・しかし、徐々に先住民と融合・合体を行い、数世紀
の空白期間において、前1900年頃より、前代に全く負う所
のない新しい青銅器時代中期・後期の都市文化の担い手
(特に冶金術)になった。
その後、「海の民」による破壊の時期まで継承された、この
都市文化こそが「カナアン文化」の名に値するとケニヨンは
主張している。

※ アモリ(アムル)人:原カナアン
マリ
ハンムラビ (古バビロニア王国)
アララク
カルケミッシュ
(ハツォル)
アムル王国(南部シリア)