2005.05.02 ― 2005/05/02 22:33
蛙
降り立てば
蛙の出迎え
大合唱
昨日、新宿に着いた時には息も喘ぎ気味でしたが、
懐かしい方達ととりあえずの「生」を傾ける頃に
は、血圧、脈拍共に正常に戻るような相変わらず
の私でした。
こちらでは、水をたたえた田に吹き渡る風が心地
よいものでした。
降り立てば
蛙の出迎え
大合唱
昨日、新宿に着いた時には息も喘ぎ気味でしたが、
懐かしい方達ととりあえずの「生」を傾ける頃に
は、血圧、脈拍共に正常に戻るような相変わらず
の私でした。
こちらでは、水をたたえた田に吹き渡る風が心地
よいものでした。
GW ― 2005/05/03 05:30
安曇野は
観客よそに
田植どき
上高地で開山祭が開かれた頃から、忙しい人が
急に増えました。公民館講座の冒頭も、「急に
企画されたもので」との言い訳から始まります。
今は代掻きが主流ですが、ビニールで覆われた
苗床では、整列した苗が輝いています。
飛鳥佛 ― 2005/05/04 16:31
札を指し
あれには困り
ブツブツと
鄙にもまれな飛鳥佛が坐しますと勧松院を訪ねました。
私が順礼札をしげしげと見上げていましたら庵主様が
外へ出て来られました。
「あれは勝手に貼っていったもので迷惑している」、
「剥がすわけにもゆかず・・・」
私のほうは飛鳥佛を拝めるのかどうかに関心があるの
ですが、腰を折るわけにもゆかず待っていました。
仏様は、大晦日の二年参りに開帳するとのことで一安
心。
ブツブツは、項を改めます。
ブツブツ ― 2005/05/05 16:49
順礼の
寺を違えて
何祈る
大北(大町市&北安曇郡)地域を、中世に支配していま
したのは仁科氏でした。その名をかぶせて、西国三十三
番観音順礼を模したのが仁科三十三番です。
おらほの村では、二十九番蓮盛寺、三十番観勝院とが名
を連ねています。蓮盛寺では、勧松院に貼られていまし
た札が、ここでも見られました。署名入りですから、間
違いなく同じ人達です。
勧松院には、半島伝来の飛鳥佛が坐ますわけですから、
観音順礼に入るわけがないのです。また、観勝院は既に
旧跡を示す看板だけですから、貼ろうにも貼れないわけ
です。
2005.05.08 ― 2005/05/08 08:50
信州名物
次々に
漬物片手に
どうでせう
我がグループホームを応援しようと12名のボランティア
さんが名乗りをあげられました。近所の料理自慢が集ま
りました、とは世話役さんの弁です。
そのせいか、減りつづけていました体重が再び反転しそ
うです。こちらで買ったズボンがきつくなり始めました。
でも、まだお漬物だけなんで・・・
次々に
漬物片手に
どうでせう
我がグループホームを応援しようと12名のボランティア
さんが名乗りをあげられました。近所の料理自慢が集ま
りました、とは世話役さんの弁です。
そのせいか、減りつづけていました体重が再び反転しそ
うです。こちらで買ったズボンがきつくなり始めました。
でも、まだお漬物だけなんで・・・
2005.05.09 ― 2005/05/09 19:52
方言
ズクナシが
コズクを出して
朝ぼらけ
ズクとはこちらの方言ですが、最近ようやく分かりか
けてきた言葉です。まあ、根気とか、辛抱強さという
ことです。このズクは、長野県で残したい方言の第一
位にランクされている重要なものです。
コズクは、それから派生して出てきた言葉ですが、こ
れは褒め言葉になります。
8日が新月の第一日でしたから、10日の第三日目、即
ち三日月の出現まで、夜空から目が離せません。
ズクナシが
コズクを出して
朝ぼらけ
ズクとはこちらの方言ですが、最近ようやく分かりか
けてきた言葉です。まあ、根気とか、辛抱強さという
ことです。このズクは、長野県で残したい方言の第一
位にランクされている重要なものです。
コズクは、それから派生して出てきた言葉ですが、こ
れは褒め言葉になります。
8日が新月の第一日でしたから、10日の第三日目、即
ち三日月の出現まで、夜空から目が離せません。
2005.05.10 ― 2005/05/10 15:54
方言2
おひたしに
マエドの庭で
ちょっと摘み
グループ・ホームにボランティアで食事を作りに来ら
れる方が、今日はご自分の家の畑にはいいのがなかっ
たので、前の家の畑から、お菜を摘んで持って来られ
たようです。
次は、どこそこのネギだそうです。
おひたしに
マエドの庭で
ちょっと摘み
グループ・ホームにボランティアで食事を作りに来ら
れる方が、今日はご自分の家の畑にはいいのがなかっ
たので、前の家の畑から、お菜を摘んで持って来られ
たようです。
次は、どこそこのネギだそうです。
2005.05.11 ― 2005/05/11 08:49
青いケシ
ヒマラヤに
咲くと聞こゆる
青きケシ
数年前に、某県立中央博物館がヒマラヤの自然誌で企画展を
開きました。その時のポスターを飾ったのが青のケシでした。
岩肌に一輪のチューリップが咲いていたような写真でした。
そのような高山植物が、おらほの村で花を開いたようなのです。
月曜日に聞いたのですが、その日は予定がありましたので、
昨日駆けつけました。農場主のSさんは、「花は昨日散ったよ」
仰りながら案内してくださいました。
散ってしまった花びらは青紫とコバルトブルーを足して、割った
ような色調でしたが、地面にまだ佇んでいました。
「ここの標高は?700ぐらいですか?」
「650でしょ。たぶん限界だと思う」
「やはり、この上空に、日本海性気候と太平洋性気候の境い目が
あるんですね」
「それは間違いないね、村境を越えれば育てられると思う」
Sさんは、来年も咲かせるべく計画を練っているようでした。
予定に操られる人生は、大事なものを見落としました。
ヒマラヤに
咲くと聞こゆる
青きケシ
数年前に、某県立中央博物館がヒマラヤの自然誌で企画展を
開きました。その時のポスターを飾ったのが青のケシでした。
岩肌に一輪のチューリップが咲いていたような写真でした。
そのような高山植物が、おらほの村で花を開いたようなのです。
月曜日に聞いたのですが、その日は予定がありましたので、
昨日駆けつけました。農場主のSさんは、「花は昨日散ったよ」
仰りながら案内してくださいました。
散ってしまった花びらは青紫とコバルトブルーを足して、割った
ような色調でしたが、地面にまだ佇んでいました。
「ここの標高は?700ぐらいですか?」
「650でしょ。たぶん限界だと思う」
「やはり、この上空に、日本海性気候と太平洋性気候の境い目が
あるんですね」
「それは間違いないね、村境を越えれば育てられると思う」
Sさんは、来年も咲かせるべく計画を練っているようでした。
予定に操られる人生は、大事なものを見落としました。
2005.05.13 ― 2005/05/13 04:51
新月に抱かれた古き月
古き月
ぼっこれまなこで
かなはじ
春の新月には、三日月の腕に「古い月」が抱かれるとの事です。
これを見届けようと頑張りましたが、だめでした。欲目には
見えたように思うのですが、幻とも思います。
http://www.astropix.com/HTML/G_MOON/OLDMOON.HTM
ここは、住むには良い所ですが、天体観測には不満が残ります。
古き月
ぼっこれまなこで
かなはじ
春の新月には、三日月の腕に「古い月」が抱かれるとの事です。
これを見届けようと頑張りましたが、だめでした。欲目には
見えたように思うのですが、幻とも思います。
http://www.astropix.com/HTML/G_MOON/OLDMOON.HTM
ここは、住むには良い所ですが、天体観測には不満が残ります。
2005.05.14 ― 2005/05/14 10:55
山菜
アブラコシ
地元の旬で
天麩羅を
「先生、揚げてきてもんで、味みておくれ」
「何ですか?」
「アブラコシ。こちらでも山持ちに頼んでおくだが、
手に入ったもんで。地元の味だ」
アブラコシ
地元の旬で
天麩羅を
「先生、揚げてきてもんで、味みておくれ」
「何ですか?」
「アブラコシ。こちらでも山持ちに頼んでおくだが、
手に入ったもんで。地元の味だ」
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