津別研修旅行 12007/10/07 20:59

 津別町研修(1日目)

羽田(JAL 1103便;7h45発) ~ 旭川空港(9h20) 

~ 旭山動物園:猿が飛んでいる赤とんぼを手づかみし、パクリと食べた。

       「猿山に飛んで来たりし赤とんぼ
        ヒョイと掴まれ秋空ばかり」 

~ 層雲峡(銀河・流星の滝) 

~(15h05)果牟林の大からくり時計

~(16h45)津別(H.フォレスター)着

津別研修旅行 22007/10/08 21:01

 津別町研修(2日目)

(9h48)工藤前町長宅(弔問)

~(10h)21世紀の森(キャンプ場):鉄路ハウス(寝台車の再利用;ア
     スベスト使用のため休止中
     津別川:時季には鮭遡上が見られる

    「音をたて下る清流上るサケ
     時季はまだかと目をこらしつつ」

~ アロニア畑:「アロニア・メラノカルパ」(バラ科)
     体内活性酸素を除去するポリフェノールを、ブルーベリの2倍
     含んでいる。

~(11h)チミ・ケップ湖:チミ・ケップマラソン(1周路)
 
~ 鹿鳴の滝

~(11h50)相生物産館(ソバと豆腐美味);ライダー・ハウス(寝台車再
       利用)

~(13h20)清野牧場で酪農体験(ストリング・チーズ体験 @1500円):

     有機牛乳(厳重な衛生管理と専用施設)
     乳牛にとってウェルカムな飼育を行い、牛に穏やかで健康的な
     生活を送らせる。
     チーズ生産は、牛乳需給の影響を受け難くする経営的判断もあ
     り、開始した。(10kgの生乳から、チーズ1kgが生産される)

~ 元東岡小学校(廃校);桜の里

~(16h50)津別峠

津別研修旅行 32007/10/08 21:09

 津別町研修(3日目)

 (5h30)ホテル周辺の散策路(1.8km)散歩;九輪草群生地にて、育て
      ておられる方と出会う。ボランティアで、早朝の2時間をこの作
      業にあてておられる由。往復50kmのガソリン代が、近頃は大
      変だそうだ。

~(9h25)津別町役場:交流事業打ち合わせ会議(2F集会室)

    ①青少年交流(社会教育課):
           スキー、その他のスポーツ体験

         → 小・中生は、冬休みに入ったらすぐに;
           成人向けは、2月?

           冬の遊びによる交流
         → 雪上ホッケー、スノーシューなどの検討
    
           夏のチミ・ケップ キャンプは?  
         → 蚊が異常に多いところであるが・・・
           
    ②農業・林業振興:
           特産品の拡販策(メロンの他に何か?あるか)
         → 運賃の問題をいかにクリアするか。

           CO2 排出権取引権的な発想で、津別の森を
           アッピールする。
           cf. CO2 基準では、102万5千人分の森があること
             になる。

    ③観光(特に、長期滞在型):

           ①、②などとの統合された形での「中・長期滞在型」
           のツアー

           JAL「PET-CTガン検診ツアー」のような発想から、
           森林セラピー的なプログラムができないか?

    ④地域活性化策:
           心の財産を「形」に!
         → 「船橋の森」創出(植林)
         → 近年、坊主ヤマが増加してきている。

           <農業体験受入協議会>を検討中
         → 主な対象は「修学旅行生」

    ⑤その他:
           廃校となった相生小学校の「社会教育施設化」は?
         → 福祉施設も検討してみたが、「浴場」問題が残った。
           加えて、休校施設(廃校ではない)なので、一定期
           間継続して使用できる状態よりも、3~4ヶ月のほうが
           望ましい。また、退職教員が津別には殆ど居ないの
           で、人材確保もままならない。

           体験ツアー等、参加者が参加しやすい工夫が不可欠
           である。

完全無農薬天日干し2007/10/19 08:15

播種からはじめ、田植え、真夏の草刈に精を出した。
といっても頑張ったのは仲間だが、お手伝いはしました。

無農薬を貫き、肥料もやらなかったので、出来は市販
品よりは小粒である。

刈り入れは鎌で、これも機械でやるレベルではないから
だが、はざかけにも挑戦できた。アルプスを見渡しながら
散歩していた頃のイメージだ。

このお米を、もちろん私が炊き、天然塩でむすんだ。

アンテルミタンス デュ カール2007/10/27 07:35

40年ぶり位に仏語の授業を受けています。そのス
ピードについて行くのが大変。既に、当初に配られ
たプリントのdeux tiers を上げてしまい、来週には
次のプリントを配るなどとのたまわれました。そんな
こと予告編のどこにも書かれていません。

おまけに、まったく訳の分からぬ概念が突如噴出し
ます。

  les intermitences du coeur (便宜的書法です)

これはプルースト学では重要な概念ということで、
詳しくご説明なされますが、「お茶に浸したマドレー
ヌ菓子」の話からして知りません。時間とか、記憶
とか、それらを超越するとか、聞かされますと興味
を掻き立てられはしましたが。

これではいけませんので、ネットで遊んでみますと、
松岡さんの例の千の本でも取り上げておりました。

  「間歇性の喘息症状であったことは、その記憶を
  間歇的に思い出すことにつらなり、その喘息にし
  ばしば瞬間的に窒息がともなったことは、・・・”記
  憶を辿る文学”ではなく、”思い出せない記憶に
  さえ思い出が広がる文学”というものであることを、
  思いつかせたのだった」

このように教えられますと、少し展望が啓けて来ます。
私的には、古代文明以前の、新石器時代の文化が、
世界中のいたるところで似たようなものを共有してい
ますところの、その淵源は「伝播」なのか「交流」なの
かというところに辿りつきます。
考古学は、従来、実証ということを口やかましく言って、
モノをして語らしめるところに限定することをもってよ
しとしていました。しかしながら、モノとして残らないも
の、記憶とか宗教的感情に基づく行動などのようなも
のをどのように解釈するのかという課題には充分に応
えませんでした。ここにユングの「元型論」的な方法も
考慮できる余地がありそうなのです。