定年後、自分らしく生きる2016/01/01 11:57

・中年からは自在に:

2~30代くらいでは、いろいろと自分の可能性の道が見えている
ようでも・・・そこでいっぱしにならねばならぬようで、肩に力が入
る。窮屈なものだ。これが中年を過ぎると、周囲からのプレッシャー
は少なくなる。60を超えると、ちょっと新しいことをしただけで、周
囲が感心してくれる。

「なんでもあり」が、年をくった特権なのだ。

それにもかかわらず、中年を過ぎて道が固まって、狭くなったよう
に思う人がいる。これは、今まで築いてきた流儀ですべてを律し
て、安心したがっているからだろう。・・・時代は変わっていくことだ
し、安心はいつでも不安に逆転しかねない。

過去の流儀にこだわらなくてもすむと思えば、中年からの人生は
むしろ自在になる。・・・どんどん自由になるのでなくては、人生
だって暗くなる。

・・・この頃だと、たいていのことは老人の愛敬で許してもらえそう
な気がして、大いに世間に甘えている。新しいことを論じたりして
も、いまさらその道で名を上げて、他人に認めてもらう必要なんか
ないから気楽にできる。もはや権威を必要としないというのは、と
ても自由なものだ。

・忘年の交わり:

老後は人との付き合いは、とても大切。何となく気が合い、たまに
一緒にお酒を飲むと話が弾む友達・・・同年齢だけでなく、年齢差
のある若い人や老人も友達につくっておくと大変楽しい人生になる。