回生 #32017/01/04 17:24

感受性の貧しかりしを嘆くなり
倒れし前の我が身我がこころ

身の中に
死者と生者が共に棲み
ささやきかわす魂ひそめきく

死者の眼もて我が生き相(すがた)みかえれば
おろかしきこと重ねつるものか

死人に口なしといえど
我死して
死者のことばを語るたのしさ

力仕事これにて終了
これからは想像力を鍛えむと思う

(鶴見和子『花道』より「女書生」)


そうそう、そんな感じ・・・