『孫子の兵法』 #12017/02/03 19:04

from  『孫子の兵法』

      勝者を支える最高峰の戦略書

序章 世界最高峰といわれる『孫子』を使いこなすには?

現代の人間学としての「孫子」

~人間という存在への深い洞察

大きな勝利は、90%があなた以外の要素で決まる!

~「先ず勝って後に戦う」
~「勝敗の要因を”勢い”の作用に求めて、兵士個々人の
  戦闘能力に求めない」

相手に実力を発揮させない!

敗北者の行動には共通点がある。それを避けろ!

兵を本気で戦わせて、200%の実力を発揮させろ!

戦うことではなく、勝つことが最終目標である!

あとがき

生き残れ、必ず生き残れ。そうすれば必ずチャンスはある!

~決して100%敗北はしてはいけない。勝てないなら、一時
 は逃げろ。逃げても、粘り続けていれば、必ず勝機は訪れ
 る。

~必ず勝てるはずだ。但、今すぐとは言わない。人生のトー
 タル、全体を振り返る時、初めてその姿を現すような勝利
 ・・・大切なものを守り、自らの信念を貫き、最後の最後で
 あなたの勝利がパズルのように全部組み上がる勝利

『孫子の兵法』 #22017/02/04 07:00

from ibid.

第4章 なぜ、勝てるタイミングを逃してしまうのか?

◎時間について、敗北者は無知である。戦場の時間帯に鈍感
 な者は、常に勝利と幸せを誰かに奪われる。

 勝者の時間術=「機会」を最大限に活かす
 敗者の時間術=「時間」を最大限に活かす

「勝機を見出した時は、すかさず攻勢に転じなければならない」

人生を時給で考える愚者は、賢いようで人生全体を棒に振って
いる。

◎時間経過を味方にできる勝者、敵に回す敗者

~敵に回す3要因(イ)時間経過がコストになる場合、時間はリス
 ク、(ロ)勝者も型に嵌まり、変化への柔軟性を失う、(ハ)新しい
 ものを採り入れず、創造力を失う

「無限に変化し形のない「水」であり続けることができるか?」


>自分の時間の使い方が多少うまくなっても、大した成果は
 ない。しかし、周りの機会を活かせるならば、人生は激変する。
 時間活用の考え方は、外にある機会に目を向けていない。だ
 から、時に人生を棒に振ることになる。

>時間はいつでも同じ価値ではない~チャンスを目の前にして
 正しく動けば、それを手にできる瞬間なら、それが一瞬でも極
 めて大きな価値がある~この瞬間をどのように使うかで人生
 の勝負は決まる。

>巨大な壁を前にした”間接的アプローチ”の意味(cf. 3章)
 ~壁に正面攻撃をかけず、成功の定義を変えて、みじめな
 機会しかなかった戦場に、勝てる機会を生み出す行為
 ~今の環境の中で、自分に役立つ機会を見つければ良い
 ~機会を創り上げることは、時間の価値を高める

>時間の価値が低い時の過ごし方
 ~そんな時こそ「不敗の態勢」を構築する時、機会の扉が開
 く前に、自ら扉の一番前まで歩いていき、扉が開くのを待つ
 
>悲惨な境遇でも、時間の価値は無限に高まる
 ~不運な出来事の中にも、機会を見つけることができるか?
 ~悲しみの中にも、機会を見つけることができるか?
 ~司馬遷(『史記』)もマキャベリ(『君主論』)も、悲劇の中に
 必死で別の機会を見出した~新たな機会を見つけたことで、
 彼らの人生の時間は光り輝いた。時間が人生を輝かせた
 のではない。

>主導権を手に入れられる為の、選択が可能な時間帯は
 ごく短く、その決定は長期に影響を及ぼすことことが分かる。

 「短期決戦に出て成功した例は聞いても、長期戦に持ち込
  んで成功した例は知らない」

>いったん勝負が決したら、その戦場から立ち去り、別の機
 会を求める必要がある(雌伏の時間は面白いものでも、楽
 しいものでもない)。

>時間がコストになるほうが負ける~時間がリスクであれば、
 社会が変化すれば負ける(戦場の現実に焦点をあわせよ)
 ~時間というものは慎重に扱わなければ敵に回ってしまう
 
 ~外に目を向けない者は、時の変化に取り残される。新た
 なものを吸収しない者は、時の変化で古くなる
 ~社会の変化にピッタリ寄り添い柔軟であること~以前とは
 勝利の基本条件が異なる筈、と考えられるか?
 ~自己硬直を起こせば、積み重ねたすべてを瓦解させてし
 まう

>幸運な人達はゆったりと構えて、人生の可能性をオープン
 に受け入れる!
 不運な人達はピンと張り詰め、言われたことだけに閉じ籠も
 る。
 ランダムなチャンスに反応できる人は幸運な傾向のある人!

>私達の時間は限られていますが、世界の時間は無限にある
 のです。世の中は、たった一人の人間に関心を持ったりはし
 ない。・・・大きな機会を誰がつくり出し、誰が成果に変えたか
 に関心がある。時給で仕事をする人を尻目に、機会で大きく
 のし上がる。・・・時間の活用とは、サラリーマンが仕事の後で
 コンビニでバイトすること。機会の活用とは、これから売れる
 商材を扱い、機会をテコにサクセスすること。

『孫子の兵法』 #32017/02/05 15:50

  from ibid

第2章 なぜ根拠もないのに勝てると思うのか?

>依存する弱さとは?

  「地震が来なければ、安全な家です」
  依存から脱却するには、
  「地震が来ても安全な構造」が必要

~依存とは脆さ(依存している状態は脆い状態)
  自分に都合の良い前提に頼るから脆い
  想定外は、一番起きてほしくない時に起きる
  想定外が起きても目的達成の手配を整えておく

>依存排除の方法

  万一の場合へ別案を準備しておく
  前日までにリスクを限界まで解消しておく
  目標を複数持ち、並行して追いかける
  早く着手して、リスクを事前にあぶり出す
  1つではなく、幾つもの強みを育てておく

~大抵の人は自分について非現実亭なほどポジティブなので
  す。実力の低い人ほど、今の自分で問題がないと思い込ん
  でいる。~勝つ能力を備えている者ほど、多くの準備が必要
  と考えている。

>幸運を期待しない者が最も確実な勝者

~モノゴトを判断する時に、自分の浅い経験と思い込みに頼る
  結果、希望的観測で勝負を行い、負けていく
~心のどこかで幸運を期待する時、戦う前から危険な状態

>怒りは人を短絡的にする

 「王たる者、将たる者は怒りに任せて軍事行動を起こしてはな
  らぬ。状況が有利であれば行動し、不利とみたら中止すべき
  である。・・・国は滅んでしまえばそれでお終い。人は死んで
  しまえば二度と生き返らない」

~激しい怒りの感情は選択肢を見えなくさせる。たった一つの道
  しか見えず、他の可能性に目が向けられない。中止すべきこ
  とを、あまりの怒りで強行する感情的になっているので、他の
  手段を思いつくことができない。
  行うべきか、止めるべきかは状況が決めることです。

~状況に応じるということは、選択肢の多さである。「戦さ」を前
  にして、「退却する」「戦わない」という選択さえあり得る。・・・
  努力も資金も注ぎ込んだ赤字事業からはなかなか撤退でき
  ない。重要な課題ほど、意識して選択肢を増やせ。・・・・・・
  選択肢がないと思い込むと、精神的に追い詰められてしまう。
  怒りは選択肢を見えなくさせる。結果、自分の精神を追い込
  むことに繋がる。

~トラブルが起こり、もう○○しかない、と思う時、焦りや不安か
  ら他の選択肢を探す余裕がゼロの時、追い込まれ、視野が
  狭まることは弱さの象徴だ。

~焦りで潰れそうな時でも、選択肢は無限にある!

『孫子の兵法』 #42017/02/06 13:53

  from ibid.

>間接的アプローチとは?

 「戦争は所詮騙し合い。出来るのに出来ないフリをし、必要な
  のに不必要と見せかける。遠去かると見せかけて近づき、
  近づくと見せかけて遠去かる。有利と思わせて誘い出し、混
  乱させて突き崩す・・・充実している敵には退いて備えを固め、
  強力な敵に対しては戦いを避ける・・・」

~眼の前の壁が高く厚くとも、別の場所から勝利を掴む

~知名度のない時に、むやみに売り込めばコチラから依頼しな
 ければならない。、ところが、然るべき場所で評価を得れば、
 逆転現象が起こる。相手から依頼してもらえる立場になれる。

~こちらから「相手を変える」重要さ・・・先ず、相手の立場をとこと
 ん知ること・・・相手が心を開く前に、自分の武器を振り回そうと
 しないこと・・・相手に「自分のことを本当にかんがえてくれてい
 る」と感じさせること・・・「この人は、私の話を聞いてくれるんだ」
 「この人は、私を否定しない、信頼できるんだ」。このような印象
 を抱いてもらうこと

~相手の心を開くために、伝える方法を先ず考えてみる
  (贈り物をしたことがなければ、特別な贈り物をする etc.)
  詐欺師は小さな約束で心を開かせる・・・相手を安心させた上
  で、本来の実力を発揮すれば良い評価を得ることができる

~リデル・ハートの「間接的アプローチ」

  「戦上手は、守りについたときには兵力を隠蔽して敵につけ
   込む隙を与えない。攻めに回ったときはすかさず攻めたて
   て、敵に守りの余裕を与えない」

  積極策
 ①目的を手段に適合させる(自分の確実にできることから目的
   を設定する)
 ②常に目的を銘記せよ
 ③最小予期路線を選べ(相手の立場から一番予期していない
   コースを選ぶこと)
 ④最小抵抗線に乗ぜよ(こちらの目的に一致する中で、最も抵
  抗が少ないコースを選ぶこと)
 ⑤予備目標への切り替えを許す作戦を取れ(最後まで複数の
   目標を設定し・・・)
 ⑥計画及び配備が状況に適合するよう、それらの柔軟性を確保
   せよ(最初の作戦が成功したら、更に大きな成功を狙い、逆に
   失敗ならば、最小限に抑えるように)
  消極策
 ①相手が油断していない内は、相手が攻撃を撃退または回避で
  きる態勢にあるうちは、我が兵力を攻撃に投入するな(相手に
  隙ができた時、あるいは回避できない状況に追い込んだ時、本
  格的な攻撃を行うべき)
 ②いったん失敗した後、それと同一の形式(同一の線)に沿う攻
  撃を再開するな(間接的アプローチで、強固な壁は迂回して突
  破するように)

>永遠の戦略論

~成功の定義を更新すると、敵は意図を見抜けない
~勝利の定義を変えると、目の前の壁がすっと消える

 眼の前に聳える壁は攻略法次第で壁ではなくなる。全く別の道
 を目指し、相手に警戒を抱かせない。しかし、達成する成果は
 同じであること。勝負を前に、視野が狭まれば、壁と戦うことに
 固執しがちである。肩の力を抜き、間接的アプローチで勝てな
 いか考えてみる。迂回路はないかと探してみる。

『孫子の兵法』 #5-22017/02/07 09:26

from ibid.


>勝者が磨くべき5つの基本

~不敗をより完璧な形にするために
  「勝利の見通しが立つのは勝利するための条件が整っているか
  ら・・・逆に、見通しが立たないのは条件が整っていないから・・・」
  
  事前に勝負をイメージし、勝つ条件を積み重ねる

  ①彼我の戦力を検討したうえで、戦うべきか否かの判断ができる
    こと
    それは、本当に、あなたが始めることかを検討する
    能力は十分か
    取組む対象の情報をこれ以上ないほど把握しているか
    狙うだけの利益があるか
    始めたら成功するものか
    
  ②兵力に応じた戦い方ができること
    今の実力に応じた”始め方(戦い方)”をすること
    (始め方の工夫を凝らすほど、敗北の可能性をへらす)

  ③君主と国民が心をひとつに合わせること

  ④万全の体制を固めて、敵の不備につけこむこと
    常に備えを続けること
    チャンスが目の前にない時も準備をしておくこと
    
  ⑤将軍が有能であって、君主が指揮権に干渉しないこと
    
>戦うこと自体がリスクであるから、結果が得られなければ”消耗”
  するばかり・・・戦うことなく目標達成を狙う・・・小さな資金と労力
  で大きな目標達成を狙うこと

>世の中は当たり前のことしか起こらない。幸運に頼らない体制を
  創り上げること

 正しい勝負を選んでいるほうが勝つ
 常に準備をしているほうが勝つ
 始め方に工夫をするほうが勝つ
  
>困っている人ほど奇跡や過激なことを信じやすい

 ドラッカーはナチスの抬頭の理由を次のように分析している。
 それは、世界中の国民が貧しさの中で困窮したからだ、と。
                    (『経済人の終わり』)
 ナチスの公約は荒唐無稽だと、ドイツ国民は気づいていました。
 でも、余りにも貧しい状況に苦しんでいたため、人々は信じた。
 荒唐無稽な公約を、出来る筈がないほら話を。結果、ドイツは
 国家がほぼ壊滅する悲劇を体験した。
 貧すれば鈍す!
 一発逆転をしなければ、と焦る時点で正常な判断力が失われて
 いる。正しい判断力がある状態か、自らを常に確認すること。

『孫子の兵法』 #5-12017/02/07 10:54

from ibid.

>やめる「勇気」

~「不敗」が最も大切。戦うのは有利なときだけ。勝利を100%確信
  できる状態の時だけ。それ以外の時は、戦わない決断をし、や
  める勇気を発揮して、逃げること。不利な時、やめる勇気を大胆
  に発揮する。

~ありのままの人は弱く、失敗ばかりで人生を終える負け組は、い
  つの時代も学ばないもの・・・オセロ・ゲームや囲碁など、「定石」
  を先ず学ぶ・・・

~勝利のチャンスは、あなたがつくるものではない。人は運命を操
  ることはできない。けれども、大きな勝利は運命で決まることが
  多い。
  それでも、人にできることは、既に他人が犯した失敗を避けるこ
  と! ”失敗”を集める(歴史を含めた過去の敗者からの教訓)。
  成功より失敗から学ぶことのほうが多い。

 「勝利のチャンスを待つために、失敗を先ず避ける」

~全体の8割は常に負け組である(パレートの法則)。
  優れているのはたったの2割。何も考えずにいれば、いつの間
  にか8割の負け組入りとなる。

~自分が今、立っている場所で上手くやっている人を見つけ、勝ち
  組と負け組の境界線を見抜く。
  成功している人は何処にいて、どんなことをしたのでしょうか?
  ”境界線”が見えなければ、それを越えることは永遠にできない。
  そうして、勝ち組の2割に入ったら、その中の更に上位2割をみつ
  ける。この繰り返しで上に登って行ける。

>弱い自分から全力を引き出せ

~重要な仕事を後回しにして、やるべきことから逃げてばかりいる
  と、結局、上手く行かなくなるものだ。

~このような失敗をする原因は、自分が強いという前提で動くから
  だ。自分は出来るはずだと勘違いするからだ。

 弱い自分に克つ方法は、
 ①自らを窮地(逃げ道のない状態)に立たせること(目標を周囲
  に宣言する等)
 ②追い込まれる前に全力を出す習慣をつけること

>負け組の8割がそこから動かない理由

~それは不満が少ないから。欲しいものに手を伸ばそうとしない人
  たちだから。逆説的に言えば、今に満足するほうが簡単だから。
  
 『老子』より
 諦めたければ、まず伸ばしてやる
 弱めたければ、まず強めてやる
 奪いたければ、まず与えてやる

 すべて、求める結果と最初は反対の道を選んでいる。敵だけでな
 く、自分にも当て嵌まる。
 達成感が欲しければ、先ず未達成のイライラに耐えることだ。安心
 が得たければ、不安に飛び込み克服することだ。負け組は、安心
 感が欲しい時に、最初から安心を求めるのだ。だから、いつまでも
 不安なのだ。

>ネガティブ・インパクトのみが人を動かす
>ポジティブ・リストでは人生は変わらない

 ○○をしたいというポジティブなリストでは、人生が変わらないの
 は、そこに不安がないからだ。逆に、「失う恐怖」を考え・・・失わな
 い方法を考えることだ。

>敵(新しい取組)を軽視すれば負ける

~単なる失敗以外に、何もしなかった敗者
  本来手に入る筈の成功を、行動しなかったことで失った人
  
~失う恐怖と不安は、あなた自身を知ることに繋がる。
  やる気があるだけでは敵を倒すことはできない。
  敵をトコトン知ること、自分の過去(敗者の教訓)を振り返ること

『孫子の兵法』 #62017/02/08 13:05

from ibid.

>5つの基本

 道(国民と君主の一心同体)(企業理念)
 天(時間敵条件)
 地(地理的条件)
 将(将帥の器量)(智謀、信義、仁慈、勇気)
 法(軍制)(会社の基本ルール)

>トップはキチンと全体を見ているか

 君主はどちらが立派な政治を行っているか
 将帥はどちらが有能であるか
 天の時と地の利はどちらに有利か
 法令はどちらが徹底しているか
 軍隊はどちらが精強であるか
 兵卒はどちらが訓練されているか
 賞罰はどちらが公正に行われているか

~トップに求められているのは、勝てる戦争を選ぶこと
 (時流に乗れているか、流行を掴まえているか)

 「戦上手は何よりも先ず”勢い”に乗ることを重視し、一人ひとりの
 働きに過度の期待をかけない」

>機会を掴み、変化に対応する

 cf. 『エクセレント・カンパニー』

 行動の重視
 顧客に密着する
 自主性と企業家精神
 ヒトを通じての生産性向上
 価値観に基づく実践
 基軸から離れない
 単純な組織と小さな本社
 厳しさと穏やかさの両面を同時に持つ

 リスクや困難、万一の事態の際の手順を用意する

>小さな成功と勝利を積み重ね、壁を突破する自信を与える

 「怯」を「勇」に変えるには、小さな成功を体験させること
 (大きな仕事であれば、10分割して最初のワン・ステップを成功
  させる)

~些細な成功でも、成功の味を覚えさせることを積み重ね、その
  人間に勢い(自分はできる、次も乗り越えられる)をつけさせる

>大きな勝利の90%は、あなた以外の要素で決まる

~機会を見抜く力、機会を掴む力が大勝利を生み出す!

『孫子の兵法』 #6-22017/02/09 13:34

from ibid.

>歴史や経験から学ぶことは可能か

 童謡の「待ちぼうけ」:経験をしても、単に起こったというだけで、
               有効な法則にはならない

 兵法書としての『孫子』:経験則は再現性を高めて、初めて法則化
                される
                (戦史を再現性のある浅略に昇華させた)

~二つの発想の比較

 同じ切り株に腰をおろして、何日間もボーッと待ち続けた
 ウサギが走り抜けそうな場所を探し、森中に罠を仕掛けた

~再現性の壁を破る慧眼が必要

>攻撃には原則と創造性が、
  防御には定石と忍耐が必要

~自分の経験から、どんなことを見抜き、そして学ぶのか

>孫子が負ける時とは、どんな瞬間か

 歴史上、漢民族が負けているのは、五胡十六国時代、元王朝、
 清王朝・・・異民族は異なる文化や価値観を持ち、違う戦い方を
 する・・・「経験則から昇華された法則」であることから、データの
 ない戦いに弱い
 加えて、兵法を誤読する者が増え、守りばかりをしがちであった。

~孫子は、原則主義の部分(攻撃)を理解しないと、使いこなせな
 い!
 戦略的な攻撃がなければ、現状維持以上の戦果は生み出せな
 い。慎重であることは重要であるが、攻撃の機会発見も怠るべ
 きではない。

>重要なことは、「大きな失敗」をしなければ勝利と言える場所に
  いるか否か

 専守防衛の人たちは、行動範囲が狭いため、いざ!「攻撃開始」
 となった時に、発想の起点がない(攻撃法則化の経験値が低い)。
 効果的な攻撃には、相手の隙もしくは有利な地形をみつけること
 が必要だが、それらを見つけるには、先ず行動が必要となる。
 成否の分からない行動の蓄積が必要

~苦境に追い込まれると、人は合理的に判断しなければと焦る。
  焦るほどに、「失敗できない」と強迫観念にかられ、行動の数
  が減って行く。
  むしろ、情報を集めるために、計画的に行動の幅を広げるべ
  きだったのだ。

~何故負けているのか?最前線を歩き続ける行動が必要・・・
  発想の起点を与える行動の蓄積がなければ、机上プランは
  役に立たない。

>攻撃・防御共に、その効果を最大化するには

~小さな賢さ(一人の頭の中の想像の世界)では、転変する現実
  の中では、役に立たない。・・・冷たく、荒々しく、人の心を突き
  刺すような現実に触れた者のみが、最初から勝機が何処にあ
  るかが分かっていない戦いにおいて、何処かで見つけることを
  確信している。
  未知に飛び込めば、それはやがて既知となる。

>経験を積むことで勝率が急激に上昇する思考

~毛沢東は、劣勢である期間、モノゴトがうまく進まない期間を、
  彼は完全敗北をとにかく避けるように行動した。そのうえで、
  逆襲の緒を探し続けていた。
  人生においても、どうしても勝てない時期には、トドメを刺され
  ないこと・・・逃げいること、何とか”今”を続けること、時間を
  稼ぐことで、逆襲への経験と知識を集める。突破口が見つか
  る時を待つ。

~徹底的に不利な戦いを凌いだら、次に、自らの状況を全体像
  から理解すること・・・自分はどんな状態に置かれているのか
  を冷静に考える。

  この時に、自分の視点で感情的に捉えないことが肝要!
  他人から見てどんな状態か?
  ライバル側から見たらどんな状態か?
  利害関係のない第三者から見たらどんな状態か・
  家族や友人から見たらどんな状態か?
  
  誰も味方がいないと嘆く人ほど、自分がどう見えるか考えて
  いない。相手の視線に、自分がどう映るか、まるで気にしてい
  ない。

~あなたの目標と、大切な人の目標を重ねる・・・ことができて
  初めて、苦境の中で味方を発見できる。孤独に負ける人は、
  たいてい自分だけの目標を追いかけている。

~潮の流れはフトしたことで変わる。あなたの背中に追い風が
  吹き始める。それが、小さな逆襲の第一歩となる。
  苦戦が続く中で、これなら勝てると思う戦略と戦術・・・戦況を
  引っくり返すには、新たな戦いを始めなければならない。
  行動を始めなければ突破口を見出すための経験を蓄積する
  こともできない。

  あなた自身が行動の成果を信じて・・・勝てると信じて、その 
  根拠を戦略で説明できるかに掛かっている。

怒らない体#12017/02/10 17:17

from 『怒らない体のつくり方』(自律神経を整えるプログラム)
     小林弘幸著


怒らなければ100%うまく行く!

怒りをコントロールできれば、他の健康法はいらない>

怒りたいこともあるでしょう
激怒したい時もあるでしょう
でも、
あの時に、怒る必要はあったのでしょうか?

怒るから不安になる、後悔をする
怒らなければ、実力以上の力を出すことができるのです

万病の元は怒りである>

気づかないほどの「小さな怒り」があなたを蝕む
(後悔もジェラシーも怒りだった)

「小さな怒り」を毎日感じていると、自律神経は乱れっぱなしになる!

自律神経の乱れは血液ドロドロを引き起こし、疲れ易かったり、
便秘がちになる。それも怒りが原因である。

※ <見猿・言わ猿・聞か猿>が究極の自律神経コントロール法

怒りをなくすことは出来ないので、如何に小さな怒りを大きな怒り
に結び付けないか、如何に小さな怒りを瞬時に解消するか
(~怒りのコントロール法)

※ 怒りは、
  (イ)自分の中から湧き上がるもの
  (ロ)他人から与えられるもの
  の2種類ある。

怒りのコントロール法>

 ※ 怒りが生じる環境をつくらないこと!

「ここ一番」で120%の力を出す

~ゆっくりと水を飲む/呼吸をする
~気持ちを静める色と香り(アロマテラピー)

時間の使い方を変える

~忙しいときほど、予定を入れない1日をつくる
~メール・チェックは1日3回、1回20分間のメールタイムで行う
  振り分け方は、即返信;要返信;返信不要の3種類
~電話は出ない時間を決める
~10分前の余裕を持つ
~疲れを溜めない日々のセルフ・メンテ
  30分を一つの単位として行動する
  16時を過ぎたら、30分間の休みを入れ、キッチリボーっとする
  (アラーム・タイマーを使用する)
~夜30分間のウォーキング(朝より夜のほうがベター)

「怒り」を利用して調子を上げる

~あえて交感神経を活発にする(余裕をもって行動する時と反対
  の行動)~浅くて速い呼吸(「フッフッフッ」と短く速く息を吐く)

怒りの原因を遠ざける

~苦手な人とは「つきあわない」!
  (我慢は自律神経に悪い)
~アウェイ(相手の精神的領域)に入らない
~「誰も信じない」
 (相手の人間性を否定するのではなく、完璧な人間はこの世に
  おらず、ミスをしたり、間違うものだという前提で接する)

怒りを溜め込まない>

~旅は自律神経をコントロー出来る最高の環境
~最悪なのは、怒りをなかったものとすること
  ⇒手書きで「怒り日記をつける(封じこめるよりは解放する)
~1日ひとつだけ怒ると決める
  (ゆっくりと呼吸して、今が怒るべき時かどうかを考える)

怒らない体#22017/02/11 17:34

怒っている時に、体に起こっていること:

>老化を引き起こす「糖化」

「怒り」も糖化原因の一つ

AGEs(糖菓で形成された蛋白質)が対何に貯まると、様々な症状
が現れる→動脈硬化、骨粗鬆症、ドライアイ、(アルツハイマー)等

AGEs 分解酵素は、今のところ見つかっていないので、なるべく
AGEs をつくらないようにする他はない

   インスリン・スパーク 
 → 一時的低血糖 → アドレナリン → インスリン抑制
                   ↔ 怒り

 (インスリン抑制)→血糖値コントロール低下→糖化進行


>体を酸化させる「活性酸素」

細胞や遺伝子を傷つけ、老化が進む

毎日、怒ったり、イライラしている人の体には、大量の活性酸素が
発生し続けて体が錆びる

 ※ 糖化は、体が焦げる

>解糖系によるエネルギー算出

ミトコンドリアがATPをつくらなくなると、細胞は無酸素でも働く解糖
系でエネルギー算出を始める。このときに副産物tとして乳酸ができ
る。
~疲れを取るには、副交感神経を高め(血流改善)、ミトコンドリア
  を活発化させることが必要となる。

ATPは、生きて行くために使える唯一のエネルギーで、ミトコンドリ
アの働きが悪いとエネルギー供給量が不十分となり、体全体の機
能が衰える。・・・体は呼吸や体温調節など、先ずは生きるために
最低限必要なところにエネルギーを使うので、それ以外の部分は
エネルギー不足になり、疲れやすく太りやすくなるなどの老化現象
が現れる。

ミトコンドリアの量を増やすには、有酸素運動をして筋肉細胞を増
やすことと、時々寒さや空腹を感じて、細胞がエネルギーをつくる
ことをさぼらないようにすること。

しかし、ミトコンドリアがATPをつくる時に、同じだけの活性酸素を出
すので、怒りやストレスなどで、自律神経のバランスを乱さぬように
気をつける。活性酸素がうまく処理できないと、細胞やミトコンドリア
のDNAが傷ついてしまう。