3流が1流に変わる心得2017/04/28 10:50

from 小山昇 『一日36万円のカバン持ち』


3流と、2流と、1流は何が違うのか?

> 3流は「よいこと」にこだわる
   2流は「損得」にこだわる
   1流は「成果」にこだわる

高級クラブとは、「おもいきり」が身につく「決断の学校」である!

> 3流は高級クラブに「まったく行かない」
   2流は高級クラブで「ただ飲み会」する
   1流は高級クラブを「決断の学校」にする

  人は何十年もかけてつくった自分の価値観をなかなか壊せな
  い。壊せないから「儲け」も変わらない。・・・常に安いほうを選
  ぶのは間違っている。より早く成果に結びつけるためには、お
  金を払う必要がある。

成功率と失敗率が「五分五分」のときに行くか、退くか?

> 3流は成功率50%に「ビクビク」する
   2流は成功率50%で「熟考」する
   1流は成功率50%で「即断即決」する

  普通の人のパチンコ勝率は2割台、イチロー選手だって
  3割台・・・50%は高確率・・・やらなければ損!
  プラスの事柄とマイナスの事柄があると、多くの社長は、
  マイナスの事柄に気持ちを奪われる・・・「失敗はしたくな
  い」と嘆いたところで、事態が好転することはない。だった
  ら、マイナスは目をつぶってやってしまったほうがいい。
  「50-50%」ということは、たとえ当てずっぽうでも、50%の
  確率で当たるのです。

  失敗したら、もう一度やり直す!

  この時も、成功と失敗の確率は50%ずつですが、失敗確
  率50%の半分は25%なので、この時点で成功確率は75%
  です。6回も失敗すれば、成功確率は99%となる。

質よりスピード! テキトーに1秒でも速く決断するコツ!

> 3流は「損得ばかり考えて」決める
   2流は「一週間かけて」決める
   1流は「1億円の決断を数分で」決める

  ・損することを怖れない!
  ・正しさを求めない!
  (正しさより「速さ」が大切!テキトーでスタートしても、途中で
   修正すればいいだけのこと。実行するのが速いほど、間違
   いに気づくのも速くなり、修正も速くできる。
  ・先に結論を決めておく!
  (具体的にどうやるのかは後から考える)
  ・自分に都合の悪いほうを選ぶ!
  ・体験から判断する!
  (体験をしていない人は、そもそも考えられない。「考える」と
   いうのは、「体験から得たデータを頭の中から探してくる時
   間のこと」であって、・・・どんなことでも気軽にチャレンジし
   て、どんどん失敗している。だから、決断スピードが速い。
   「考えても考えなくても、答えは一緒。間違えたとしても、直
   せばいい」と割り切る。躊躇いがない。

パチンコの勝率と社長の実力は比例する!

> 3流は、パチンコは「運だ」と考える
   2流は、パチンコは「ギャンブルだ」と考える
   1流は、パチンコは「経営と同じだ」と考える

  私がパチンコで勝てる理由は、「仮説・検証」をしているから
  です。過去のデータから仮説を立て、「どの台が出そうか」
  を見極めています。「出そうな台」がない時は、ムダな勝負は
  避けて、その店を出ます。
  だから、負けなさい。
  人間の癖や心理を無視していたら、勝てません。・・・
  パチンコで負けるのは、負ける要因があるからです。
  そして、負ける要因の裏には、必ず勝てる要因がある。
  「どうして負けたのか」を検証しなければ、改善することはで
  きません。
  物事を一方向から見るのではなく、「こっちの方向から考え
  ると~?あっちなら~か?」を検証するのです。

「率」は主観、「額」は客観!

> 3流は、売上「額」が第一
   2流は、利益「率」が第一
   1流は、利益「額」が第一

  イチローが「率」(4割)を目指さずに、「安打数」にこだわる。
  ・・・「率」を目指すと、バットを振らなくなるからだ。
  成功の「数」を増やすには、新しいチャレンジをしなければ
  ならない。失敗の分母を増やさない限り、成功の分子も増え
  ない。

10種類のメニューがあるラーメン屋より、1種類のメニューしか
ないほうが儲かる!

> 3流は、10種類のメニュー
   2流は、3種類のメニュー
   1流は、1種類のメニュー

  当初の10種類メニューから、「煮干しラーメン」に特化して、
  徹底的に「煮干し」にこだわり、・・・「一に高い、二に高い、
  三に高くて、四に高い、高いなりに価値がある」・・・そこに
  ヒト・モノ・カネの資源を集中させる・・・そのサービスに磨
  きをかけ、その他は潔く切り捨てる。

弱点克服 or 長所強化?

> 3流は、「弱点ばかり直そう」とする
   2流は、「長所を伸ばしながら、弱点を矯正」する
   1流は、「長所を磨くことだけ」に注力する

  人も、会社も欠点をなくしてはダメです。何故なら、欠点を
  取り除くと活力がなくなるからだ。・・・売れないものを売ろ
  うと努力するするのは、間違った売り方・・・売れているも
  のを仕入れて売るほうが簡単に売れます。