『シミュレーション思考』#22017/09/13 19:10

>情報をお金に換える

~新聞の読み方として、
 「本当に?」
 「どうしてそんなことをするんだろう?」
 などと自問しながら読む!

 ※ 著者は、「サンケイ・ビジネス・アイ」を推奨・・・その理由に、
    ブルームバーグ記事の翻訳掲載を挙げている。
 ※ 情報を得る目的は、「その先のアクション」のためであり、
    行動を起こすことのほうが情報よりも大切である。

~記事と記事のつながりを考えながら読む!
 複数の情報がどういうストーリーで現在つながっているのか?
 また、今後つながっていくのか?
 などを考える。そこに、朧気ながらも自分なりのストーリーを描いて
 行く。

 自分の創った自分だけのストーリー

 これだけを考えながら、一日の大半を過ごすこともある。この習慣
 を身に着けるのに先ず大切なのは「情報集の目的を絞ること!
 (例)長期運用に役立つ情報を追う

>情報収集に時間を割くより<行動>に時間を使え!

 情報収集 >> 情報収集後の分析とドライバー発見
 >> 小さな一歩でも、瞬時に何らかの行動を起こす

 2013年に「世界が変わりそう」と結論づけ、東京に住み続けるこ
 とそのものがリスクであると感じた。そこで、直ぐに、今後の変化
 の源となるに違いない場所を探し、モスクワに移るという行動を
 取った。

~同じ情報源からスタートしても、いち早く行動に移したことで、
 見えなかったものが見えて来る。気付きのチャンスに沢山会え
 るということだ。成功している人達というのは、この気付きのチャ
 ンスの連鎖を得た人だと感じる。

~初動を素早く行い、気付きのチャンスを得るためにはそれなりの
 訓練が必要で、「ストーリー創作」のたゆまぬ努力が求められる。
 Story → Simulation → Action

 PDCAサイクルに乗せると
 Plan : making at least 5 stories
Do : investing
Check : 違ったら、直ぐに別の方向に軌道修正すれば良い
     (この時に、別のストーリーが救いとなる。)
 Action : 正しさよりも常に立ち直るタフネスのほうが大切

~ストーリー間には相関関係がなく、一つひとつのストーリーに
 思い入れないほうが良い。「どれがいいのか?」と考えながら
 手探りで進み、上手く行かないと思ったら、途中でそのストー
 リーを手放せば良い。手放し方はゆっくりでも良いが、常に実
 行することが重要となる。

>外れたら、その理由を考えてみる

 「何故そうなったのか?」を知ることが大切

 説明を真剣に尽くし、次の一手を打ち続ける。
 ストーリーは周りに合わせる必要はない。そのドライバーが客
 観的な現状認識を満たしているかどうか?加えて、そのドライ
 バーを形作って来たプロセスを示せること!

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