縮退で考える健康・社会・生き方#2 ― 2018/02/05 19:20
>自分の人生脚本は書き直せる
「9割方は、いつも上手く事が運ぶのに、最後の一歩手前で絶対
に失敗する」などのパターン・・・そんなパターンを積み重ねて行
けばいくほど、その人は同じ様なパターンの人生を送りやすくな
ります。こうしたパターンを「人生脚本」と呼び、それを書き直す
ことが・・・「食」で言えば、同じメニューや食材ばかりを選んでし
まう、「動」で言えば、「決まった運動ばかりしている」といった傾
向も思考のパターン化の一形態です。別の選択肢を選べない、
目新しいことに積極的になれない時は、意識的にその流れを断
ち切ることも必要です。
>縮退現象
縮退とは、「限られた一部の人やモノの間だけで、お金やモノが
循環しつつ、こうしたやりとりが次第により狭い範囲に集中しな
がらスピードアップして回っていく様」を言います(『物理数学の
直感的方法』)。
身体の縮退化の流れの一つは「冷え」。この冷えという縮退を
避けるための習慣が「温」に当たります。血流を促進させる「ふ
くらはぎ習慣」が目指す先は、血流を良くして、身体のあらゆる
生命活動を活発化せる前提となります。
「食」における縮退化は、糖質の摂り過ぎです。この縮退化への
対策は、カロリー源として蛋白質、脂質の摂取に目を向け、糖質
とのバランスを見直していきます。
利便性の追求の裏返し(都市の縮退化)が、運動不足という身
体の縮退と不調を招いています。とにかく身体を動かすこと・・・
とはいえ、同じ様な運動や動きばかりしていると、それもまた縮
退化の一形態に嵌ってしまいます。自然に囲まれた道を歩いた
り、満遍なく身体を使ったりすることが、適度な不規則な刺激と
なり、縮退化を防ぎます。
「想」における縮退は、一つの考えに囚われてしまうこと、固執し
てしまうことが、その典型です。パターン化(=縮退)することは
平穏でラクチンです。たまには、いつもは選ばない選択を敢えて
してみる、新しいことにチャレンジすること、旅行もいいですよ。
※ 個人レベルにとどまらず、社会全体としても効率や利便性
の追求を是とする思考のパターン化がどんどん進んでいる
現状は、一律的な環境や文化に慣らされつつあるようです。
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