「ホルモン力」楽々強化法2018/02/10 17:59

   
   from 伊藤裕 『なんでもホルモン』(朝日新書)

楽食:楽しく食べる

空腹を感じる
> ミトコンドリアを強くするグレリンは、空腹時にたくさん分泌される

バラエティーを持つ
> いろりなものを食べることができるとワクワクするので、脳内の
  ドーパミンを増やし、副交感神経を活発にして、腸の動きもよく
  する

規則正しく食べる
> 腸は規則正しく決まった時間に食べ物が入ってくるほうが、いい
  タイミングで、たくさんの腸ホルモンを分泌することができる

夜は食べない
> 寝ている間はレプチン(食欲抑制)濃度が上がっていて、
  グレリン(食欲促進)濃度は下がっている。しかし、夜中に物を
  食べてしまうと、このリズムが狂い、いつまでも食べたくなり、
  太ってしまう。

楽動:楽しく動く

動くと運動ホルモンが出る
> 運動するとカロリーを消費して痩せるというのは迷信・・・
  実は、血の巡りが良くなって、心臓や血管からホルモンがたく
  さん分泌される。ナトリウム利尿ペプチド、一酸化窒素です。
  ともに血管を広げて、たくさんの血液が、心臓や血管に圧力を
  かけることなく、無理なく流れるようにする。また前者は腎臓に
  働いて、余計な水分や塩を体外に排泄しようとする。・・・血流
  が増えて、インスリンが臓器に運ばれやすくなって血糖が下が
  る。

運動ホルモンは体を鍛える
> 運動ホルモンはグレリンと同様に、ATP を作るミトコンドリア
  を元気にする・・・サルコペニア(筋肉減少)防止には、毎日、
  30分位の歩行が有効。

楽眠:楽しく眠る

睡眠時間を確保する
> 睡眠は脳の「自主学習時間」で、昼間にたくさん取り入れた
  情報を整理している。脳にとって大切な「一人の時間」が十
  分に取れないと脳は苛立ち、交感神経が高ぶってしまう。
  ストレスを制御する副腎からは、アドレナリンやコルチゾー
  ルがたくさん分泌され、結果、血圧上昇、肥満、糖尿病も起
  こりやすくなる。・・・短い時間でも眠ることは良いので・・・
  トータルの睡眠時間を確保するように。

暗くして寝る

楽話:楽しく語る

「誰かとともに生きている」という安心感はとてつもなくお大きな
力を体に与える・・・オキシトシン、バソプレッシン、ドーパミン
などがたくさん出る生活を送る。

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