脳を守る習慣#5 ― 2018/10/05 14:17
(ロ)人間関係:他人に左右されずに、自分らしく生きる
>感情的になった時は、物理的に距離を置く
感情的な言葉や態度になっている人に対しては、適度な距離
感を持って人に接し、「疲れているな」と冷静に見ることも大切。
自分自身が感情的になってしまった場合は、
①家族や友人、隣にいる仲間などに「どうしたらいいだろうか」
と尋ねてみること。こうすると、自分が恥ずかしくなるほど明快な
回答が得られることが少なくない(他人は冷静に事実だけを見て
判断できる)。
もし、すぐに相談する相手がいなければ、「他人なら、どう考える
だろうか」と立ち止まって、考えを広げる癖をつける。
②頭を冷やすこと。人は感情の脳と理性の脳を同時に働かせる
ことができない。辺縁系と新皮質はそれぞれ別にあるものだから
、交互に働くことはあっても、同時に働くわけではない。ですから、
外に出て歩き続けることは効果的。
新皮質には、運動制御機能が含まれているので、この時、感情
の脳は休みに入っている。
>時には自分の感情を自然に受け入れる
それでも、どうしても感情を抑えきれない時がある。誰も経験し
たことのないような大災害など、不測の事態は起こり得るもの。
そうした時、脳は大きなストレスを感じる。そうした大きな出来
事があった時には、沸き起こった感情を無理に抑え込もうとす
るのは逆効果となる。激しい孤立感や恐怖に襲われ、悲しい
と思った時には、大声を出して泣いていい。
我慢をせずに、家に引き籠もっても構わない。このように、自然
に湧き起こる大きな感情は、そのまま受け入れたほうが回復は
早まる。
大きな感情の起伏に対処するコツは、「起こったことは過去のこ
とだ」と自分に認識させること!
ゆっくりと深呼吸をして、「あれは過去のことだったな」と思える
ようになることが大切だ。また、人に体験を話すことも効果があ
る。そして、どうしても感情を抑えきれない時は、その反応をど
のようにしたら自然に受け入れられるかを考えてみるようにす
る。
>まわりの人への気遣いを忘れない
>ミスを減らし、自分のペースを作る
感情をコントロールするに当たり、自分以外の他人と、どのよう
にして良好な関係をつくり上げるのかはとても重要!
人間関係において、先ず大切なのは自分のペースをつくり、他
人に左右されることのない生活を築くこと。そのためにできるこ
とは何でしょうか?
努力でどうにかなる「自分」由来の部分と、他人のことなのでど
うにもならない「他人」由来の部分が存在する。つまり、前者を
改善していくことが感情と上手くつきあうための出発点となる。
先ず取り組みたいのが、生活の中での些細なミスを減らすこ
と。ミスと失敗は違う。失敗は何らかの努力をした結果を表す
言葉(反対は成功)。ミスは明らかに自分に非があり、何かし
らの手順違いや見逃しによるもの。これは周囲に迷惑をかけ
るばかりではなく、それを回復するために新たにやるべきこと
を増やす。ミスは人間関係において良いことは一つもなく、感
情的なことを増やしてしまうことに繋がる。
では、どのようにすれば「ミス」は減らせるでしょうか?
脳には「作業興奮」と呼ばれる作用がある(作業を始めると段々
と気分が盛り上がり、ヤル気が出て来る)。これは、簡単な作業
を続けると発生させる事ができるので、他人と協働する前に、
簡単なものから取り組んでおき、脳機能レベルを高めておく・・・
中でも、活用しやすい作業は「片付け」!
>他人のせいにしない
脳が働かなくなる人の典型は、何かと人に頼り、自分でやろうと
しない人たちだ。無意識に他人の言うことに従ってしまい、自分
で意識的に考えることをやめてしまっている。要するに、いつも
自分を客観視できるか否か!
「この問題を自分は他人のせいにしていないだろうか」
「この意見は本当に自分の考えなのだろうか」
などと、機を見て振り返ってみるように。
>感情的になった時は、物理的に距離を置く
感情的な言葉や態度になっている人に対しては、適度な距離
感を持って人に接し、「疲れているな」と冷静に見ることも大切。
自分自身が感情的になってしまった場合は、
①家族や友人、隣にいる仲間などに「どうしたらいいだろうか」
と尋ねてみること。こうすると、自分が恥ずかしくなるほど明快な
回答が得られることが少なくない(他人は冷静に事実だけを見て
判断できる)。
もし、すぐに相談する相手がいなければ、「他人なら、どう考える
だろうか」と立ち止まって、考えを広げる癖をつける。
②頭を冷やすこと。人は感情の脳と理性の脳を同時に働かせる
ことができない。辺縁系と新皮質はそれぞれ別にあるものだから
、交互に働くことはあっても、同時に働くわけではない。ですから、
外に出て歩き続けることは効果的。
新皮質には、運動制御機能が含まれているので、この時、感情
の脳は休みに入っている。
>時には自分の感情を自然に受け入れる
それでも、どうしても感情を抑えきれない時がある。誰も経験し
たことのないような大災害など、不測の事態は起こり得るもの。
そうした時、脳は大きなストレスを感じる。そうした大きな出来
事があった時には、沸き起こった感情を無理に抑え込もうとす
るのは逆効果となる。激しい孤立感や恐怖に襲われ、悲しい
と思った時には、大声を出して泣いていい。
我慢をせずに、家に引き籠もっても構わない。このように、自然
に湧き起こる大きな感情は、そのまま受け入れたほうが回復は
早まる。
大きな感情の起伏に対処するコツは、「起こったことは過去のこ
とだ」と自分に認識させること!
ゆっくりと深呼吸をして、「あれは過去のことだったな」と思える
ようになることが大切だ。また、人に体験を話すことも効果があ
る。そして、どうしても感情を抑えきれない時は、その反応をど
のようにしたら自然に受け入れられるかを考えてみるようにす
る。
>まわりの人への気遣いを忘れない
>ミスを減らし、自分のペースを作る
感情をコントロールするに当たり、自分以外の他人と、どのよう
にして良好な関係をつくり上げるのかはとても重要!
人間関係において、先ず大切なのは自分のペースをつくり、他
人に左右されることのない生活を築くこと。そのためにできるこ
とは何でしょうか?
努力でどうにかなる「自分」由来の部分と、他人のことなのでど
うにもならない「他人」由来の部分が存在する。つまり、前者を
改善していくことが感情と上手くつきあうための出発点となる。
先ず取り組みたいのが、生活の中での些細なミスを減らすこ
と。ミスと失敗は違う。失敗は何らかの努力をした結果を表す
言葉(反対は成功)。ミスは明らかに自分に非があり、何かし
らの手順違いや見逃しによるもの。これは周囲に迷惑をかけ
るばかりではなく、それを回復するために新たにやるべきこと
を増やす。ミスは人間関係において良いことは一つもなく、感
情的なことを増やしてしまうことに繋がる。
では、どのようにすれば「ミス」は減らせるでしょうか?
脳には「作業興奮」と呼ばれる作用がある(作業を始めると段々
と気分が盛り上がり、ヤル気が出て来る)。これは、簡単な作業
を続けると発生させる事ができるので、他人と協働する前に、
簡単なものから取り組んでおき、脳機能レベルを高めておく・・・
中でも、活用しやすい作業は「片付け」!
>他人のせいにしない
脳が働かなくなる人の典型は、何かと人に頼り、自分でやろうと
しない人たちだ。無意識に他人の言うことに従ってしまい、自分
で意識的に考えることをやめてしまっている。要するに、いつも
自分を客観視できるか否か!
「この問題を自分は他人のせいにしていないだろうか」
「この意見は本当に自分の考えなのだろうか」
などと、機を見て振り返ってみるように。
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