『実践 快老生活』 #42019/01/04 19:30

「修養」を身につけるために

老いてますます輝く「学び」と、そうではない「学び」がある。
高齢者に適しているのは「修養」(人間学)だと思う。その中心な
るものは、古典や歴史だ。

 ※ 教養→青年向き

修養について学んでいく中で気に入った短い言葉や一節を覚え
ていくことは是非お薦めしたい。
※ 『易経』のなかの気に入った箇所だけを暗記する。

>和歌がしみじみと分かる

>詩から歴史を学ぶ

『坂の上の雲』を読んで、乃木大将への評価があまりに偏って
いるのではないか、と気づくであろう。・・・乃木大将率いる第3軍
が直面したのは、極めて厳しい戦場であった。にもかかわらず、
なぜ第3軍の将兵は敢闘精神を失わなかったのか。それは乃木
の人間的魅力によるところが大きであろう。私は乃木の魅力は、
実際に会った人間でなければ理解できないものであるように思う。
その片鱗を垣間見ることができるのが、乃木の残した漢詩である。
戦場ではハッタリは通用しない。当時の将兵が、いかなる思いを
持って戦ったのかを、我々に雄弁に物語ってくれる。

>老後こそ「機械的な仕事」を心がける

毎日、決まった時間を割いて仕事に取り組むほどの意味
(生産力の高い作家たちは)一日のうちで執筆に充てる時間を
決め、機械的といってもいいほどの勤勉さで執筆に励んでいる。

>漫然と目的を絞らずにやってはいけない

「先ず書き始めることが大切」・・・漫然と目的を絞らずに乱読して
も、役に立たない。ある程度の構想を立てた上で、実際に第1章を
書き始めると、調べなければならないことが突如として次々と目に
見えるように現れてくる。疑問が生じたらチェックし、最初の構想が
間違いだとわかったら書き直す。・・・そのようにして、何時間か機
械的に取り組まないと、まともな論文など完成しない。

何の目的意識もなく漫然と雑多なものを読むだけでは、結局はうた
たかのように消えてしまって自分の中に積み重なっていくものは何
もない。