「レベル3の視点」(ギャンブラーのぶき#1)2019/01/07 08:50

from https://www.lifehacker.jp/2014/08/140824_gambler.html

17年間(注、2014年8月24日の記事)、プロギャンブラーとして活動
している「のぶきさん」のお話:

のぶきさんは、大学卒業後、アルバイトで貯めた1000万円を元出に、
ビジネスとしてギャンブルをスタート。以来17年間、世界82カ国のべ
250カ所でカジノをわたり歩き、ポーカーをはじめとする"ギャンブル"
で安定的に生計を立ててきました。

>レベル1

「自分視点で動くこと」を指します。あくまでも主眼は自分のみとなり、
自分のことに対して一生懸命に努力はできますが、あくまでも自分
のことだけで精いっぱいというレベルを指します。

>レベル2

「相手を読む視点」が加わります。ポーカーなどのギャンブルの現場
でいえば、相手のカードを読むことです。勝負で勝つためにこれは
絶対必要です。そのうえで、いろいろ対策を講じられる。つまり、"彼
を知り、己を知れば、百戦殆うからず"(孫子)ということですね。

>レベル3

自分がどういうふうに相手から見られているかを知ることです。相手
が自分についてどこまでわかっているか、どう捉えているか、または
どう評価されているか、どこまで好意的なのか読むことを指します。

僕は、"レベル3の視点"を逆手にとって、カジノとタイマン勝負してた
時期は、バカンスで着るような服装で通っていました。水の入ったバ
ドワイザーを片手に、女性を両側にはべらせて...というようなカモフ
ラージュまでは僕はしませんが(笑)、誰が見ても、日本人の普通
の観光客のような感じで行きます。カジノ側からしたら、素人同然
の"いいカモ"を装うんです。見た目のギャップが結果的にお金を生
みだします。

さらにギャンブルの現場では、たとえば僕が9点のカードを持ってい
るのに、相手は僕の策略へはまり僕のカードを5点だと読み違えて
いる場合、僕は5点のカードを持っているように演じ切り、相手をう
まく引き込んで、お金を最大限に引き出します。

通常のビジネスの現場では、"レベル3の視点"が最重要のひとつ
です。言われたことをただやっておきましたよ、はい、納品完了と
いうだけではダメだということです。手紙を添えるだけでも違うだろ
うし、相手を知り、相手にとってさらなるプラスな気持ちを提供でき
るかが重要です。だからこそ、相手の想定する2歩も3歩も先のこと
をできる限り想像して、「おもいやりのこころ」にて対応することで、
ビジネスの正のスパイラルを生み出していくんです。それが「レベ
ル3の視点」にて働くことで得られる威力です。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://shoyuclub.asablo.jp/blog/2019/01/07/9040479/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。