震災短歌2017/07/09 06:57

from NHK 1ch、知花くらら

思い出の校舎にひびが刻まれた
あの日のことを心に刻む (JK2年生)

思ひ浮かぶふるさとの景は
夏の日の
原発見ゆる白い砂浜
(フクイチから1.5キロ、大熊町在;両親、息子夫婦、孫の9人
 家族;孫と遊んだ砂浜は帰宅不可の場所に位置)

※ 放射線は
  世紀を越えてなお残る
  マダムキューリーの
  研究ノート (詠み人知らず)

避難の日
馬二頭に別れ告ぐ
眼で諭しつつ
馬匹車にのせる
(馬も人も、涙止まず;野馬追の馬である)

※ 英霊は祖国に還れど
  征き征きし軍馬還ることなし(詠み人知らず)

知花くらら(WFP 大使)の歌:

学校は歩いて遠く
思ひてとほく
明日は
知らぬ男に嫁ぐ

(ケニア・マサイ族の若年結婚を詠む)

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