脳を守る習慣#62018/10/06 14:28

(ハ)仕事:限界を知り、やるべきことを絞る

 >脳の仕事はやめてはいけない

 脳は楽するほうへ流れる。上手く行かない時に脳は考え、上手
 く行っている時ほど脳は考えていない。安定した生活であるほ
 ど変化に乏しいため、脳はその状況に依存し、考えることをや
 めてしまう。「毎日が忙しい」と思っている人ほど、新皮質を働か
 せていないことが多い。そういう時は決まりきった仕事に追われ
 ているものだから。・・・通いなれた道を選ばずに別のルートを行
 く、いつものカフェではなくたまには別の店に足を運ぶ、等々、新
 皮質は新しい情報に対して脳を働かせることで育つ。意図して新
 しい情報に触れる機会を増やすように・・・「どうなるのかな」と、
 先に起こることが予想できないからこそ脳は働く。

 >大量の情報に流されない

 現代において、私達の脳が飛躍的に進化したわけではないの
 で、大量の情報に触れていると、いつの間にか情報を受け取る
 ことで精一杯になり、脳は考えることをストップしてしまう。対処
 法は、

 ①入力情報を少なくする努力~受け取る情報量を意図的にコン
   トロールするように
 ②不要だと思った情報はすぐに捨てる/忘れる
 ③必要な情報は、必要になった時に取りに行く

 >やるべきことは三つに絞る

 脳を守る観点から、一日の用事や仕事は3件に初めから絞って
 おく。365日、少しずつでも休まずに、平均して働き続けることが
 大切。だからこそ、3つに留めることが必要だ。

 >「答えの出ない問題」に囚われるな

 「自分はどうしてこんなにダメなんだろう」
 「これから自分はどうなっていくのだろうか」
 「あの時にもっと頑張っていたらどうなっていただろうか」
 などと、所謂「答えの出ない問題」に、人は囚われてしまいがち
 だ。いつまで経っても答えは出ないので、いつまでも考え続ける
 他になくなる。すると、無意識の領域でも、この問題を考え続け
 ることになってしまうため、脳の疲労や緊張がピークに向かい、
 その結果、脳から身体へ「思考ストップ」と働きかけること、”鬱”
 の傾向や身体がだるいなどの症状が出て来る。脳には限界が
 ある。意識領域では考えていなくても、無意識領域では考え続
 けてしまうので、「答えの出ない問題」にいつまでも拘ってしまう
 と、脳の思考容量を超えてしまう。
 これを避けるには、抽象的な問題ではなく、身近な問題に思考
 を持って行くことだ。具体的な問題に変換してしまうように。

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