新年2006/01/01 07:41

  今年から奥さん孝行だいいちに
  尻にひかれる「静」の一字を

初詣2006/01/05 18:28

  願い事かわらぬおもい垣間見る
  人にもまれし初詣かな

自反(1)2006/01/13 19:55

知らぬとぞいたらぬ我は井の蛙
大語迷言相手にされず

一人で2006/01/14 20:00


夕暮れに駅にたちたる我のさき
三分ごとに吐く息せわし

自反(2)2006/01/16 20:04


人の世をおもしろおかしとぞ願う
心模様はだれに似たるや

自反(3)2006/01/18 20:05


なすべきとなすべからざるとを案じ
ローカルに立ち普遍にいたる

『この社会の歪みについて』2006/01/19 08:43

 野田正彰 『この社会の歪みについて』(2005年8月)
 (自閉する青年、疲弊する大人)
 

副題に惹かれて読みました。
「日本的ボランティアの歪み」(46頁)において、日本の若者の
優しさは、摩擦回避の「優しさ」であって、社会性欠如の事象で
あると捉える。かれらには on と offの関係性しかなく、同調す
るかキレルのどちらかである。そこで、ボランティアでチョット
社会経験するようになってしまった。このような現状分析の後、
本来のボランティアは持っているスキルで社会に貢献するもの
であると指摘している。にもかかわらずボランティアが称揚され
ているのは、行政が善意の搾取を始めた新たな現状を提示す
る。
社会改革に向けるべきエネルギーが発散されてしまっているこ
とを憂慮するのである。

自反(4)2006/01/20 20:07


ピンチにてしのぶ力は子どもから
感謝感謝の家族の絆

3年チョットで2006/01/20 20:12

 日下 公人 「2006年新春展望」(日本財団ビル1F)

(1)小泉政権の次を展望して本格的政策立案を行なっ
  ている者がいない。国家の根本からの発想がない。
  その例として;
  自衛隊に雪掻きをさせていてよいのか?という疑問
  さえ投げ掛けられない現状を指摘した。

(2)プラグマティズム的立場から;
  「行政改革推進法案」により、小さな政府実現へ向
  けてギアが確かに入った。土光改革より22年、橋本
  改革以来の10年、今や、公務員がカスばかりになら
  ぬように心配もしなければなりつつある。
  
(3)国民の意欲;
  〈福祉カット〉へ、国民の覚悟ができていることで、
  オピニオン界にも混乱が広がっている。
  〈知〉だけではない、〈知・情・意〉を兼ね備えた
  立派な人間の在り様を考え始めた。


「国家の根本からの発想がない」。これだけが確かなこと

自反(5)2006/01/21 20:08


さだめとて踏み入り行かんいばら道
いかにせよとてなんとしてでも