逆発想で生きる#22024/01/15 04:39

from 本多信一『内向型人間には「逆発想」の生き方がある』


>哲学(世間基準に惑わない自信)を持て

 (クリシュナムティ)「この世界とは、見る人の心の鏡に映る
 姿なのであって実体はない。・・・
 (そのような一つの見方を持つこと)それはそれでよい。
 しかし、その見方が正しいとは限らないと知って、拘らぬよ
 うにしよう」・・・
 鬱状態やニヒリズムは自分と外界との誤った関係によって
 生じる場合がかなりありましょう。・・・
 自己否定の観念が色濃くなるに連れ・・・問題は、こうした
 欝症状やニヒリズムといった不自然なものを如何にして
 取り除くか、という点です。
 ラスコリニコフは・・・乙女の愛によって蘇生しました。・・・
 私(本多)が立ち直れたのは「自分の仲間たち」の存在に
 気づき、その仲間への役立ちを人生の目標にしたことです。

 内気な人、ハンデのある人、刑余者、等といった方々と
 共生することを考えたとき、私から虚無は去って行きまし
 た。・・・人間の真の業績は「他の生命体の安寧・保持の
 ためにどの程度、努力したか」だけでありその他のことは
 カスみたいなものです。

 宗教生活の本質は、自分一人で真理について深く考え、
 他人・他の生命体への奉仕を為し、清貧な暮らし方をす
 ること・・・
 人は、人によって上方志向と下方志向の配分の違いが
 あるだけ・・・私には、「他に役立って自分の生存意味を
 確認したい」という思いがあるだけです。

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