2005.04.192005/04/19 12:05

村の花見

   桜をば
   桜に隠す
   社かな

おらほの村の唯一の桜の名所といわれていますのが
「権現様の桜」です。昨晩、隣のちひろ美術館で松の
剪定をしてきた小父さんに伺ったところ、ほぼ満開と
のことで、今朝は愛車のジャガー(自転車)を引っ張
り出しました。
現在有明山社と呼んでいます神社の旧名を有明権現社
と言いました。そこから、境内に広がる約二百本の桜
を、そのように呼んでいるのでしょう。写真に収めた
い古木然とした木がありましたけれども、他の木々に
邪魔されて面白くありませんでした。

2005.04.232005/04/23 05:24

春が来た、どこに来た

   山かすみ
   水を田に引き
   里の春

童謡では、春は山に来て、里に来て、野に来る
と歌われています。
鎮守の森に散在している桜が満開を迎え、一面
の畑には菜の花が咲き誇っていました。信濃富
士たる有明山は、頂きが霞の中でした。

2005.04.242005/04/24 20:11

運動公園竣工式

   まあ一杯
   すすめられても
   勤務中

地域に新しく運動公園が造られ、今日はいわば杮
落しです。子供達のドッジボールを観戦しながら
焼肉パーティーでした。我がグループホームにも
近所のオネエサマ達がボランティアで家事援助を
行っていただけるようになりましたので、その御
縁で全員引き連れて参加しました。

2005.04.252005/04/25 20:34

授業開始

   作詩には
   長短の別
   知るべけれ

今日から実質的な授業の開始です。ラテン語の
発音・アクセントからですが、教科書には書か
れていない重大なことに、さりげない注意が与
えられるところが授業のよいところです。
長母音と短母音とを、辞書での確認を習慣付け
ること、これが今日のポイントでした。
詩は朗誦されるべきものでしたから、これを
忽せににすると、韻律が狂ってしまうのです。

2005.04.262005/04/26 11:42

大和田神社奥宮祭

   雨引の
   その名に恥じぬ
   恵みかな

穂高神社の奥社が上高地明神池に在ることは有名です。
村の神社では、有明山社が有明山頂上に、大和田神社
は雨引山頂上にやはり奥社が在ります。グループホー
ムでボランティアをなされておられる方に、大和田神
社の氏子総代を務めておられる方がいます。奥宮祭だ
が、最後の急登はもう駄目だ、というようなことを洩
らされたのを耳に挟みましたので、是非にと参加させ
てもらいました。いきなり、氏子総代代理です。
8時に集合して、ガスるなか、ゲートを開けて林道を
行ける所まで車です。昨年の台風がもたらした崩落現
場からは、登山です。晴れれば、北アルプス絶景ポイ
ントに数えられるのですが、あいにくと落ちてきまし
た。頂上では、宮司さんは衣服を改め、氏子の方々は
榊をたて、注連をはり、お供物を整え、下で執り行う
のと同じです。お神酒で乾杯もちゃんとやりました。

2005.04.272005/04/27 20:16

有明山神社

   宮城に
   岩屋の窟と
   たづね入る

有明山は、松川村と穂高町の境です。先般は有明山社で、
今日は穂高町宮城の有明山神社です。
この神社の山麓一帯は古跡がいろいろとある所です。
なかでも、魏磯城(ぎしき)の窟と呼ばれているこの窟は
全国的にも珍しいドルメン式の古墳です。おそらく先住民
族(アイヌ?)の遺蹟あろうとされています。
とにかく不思議なもののあるところでした。

2005.04.292005/04/29 19:23

早春賦

   早春賦
   流れる岸に
   思ひ出が

今年、大学に進学した下の息子が小学校5もしくは
6年の時に、彼と二人で早春賦歌碑のある穂高川右
岸を歩いたことがありました。今日は、ここで式典
とコーラスがあるというのでやって来ました。
景勝の地での、参加者による大合唱に、・・・

2005.04.302005/04/30 16:26

越冬、その後

   たつ鳥を
   せかす緑の
   季節かな

4月7日付けで、犀川白鳥湖で越冬を続けている様を、
お知らせしました。ようやく最後の二羽が飛び立った
ようです。越冬期間が199日間に及んだ、今回のシー
ズンは最長記録とのことです。
当地は、桜が終わりかけ、新緑の季節を迎えようとし
ています。