東京復活大聖堂2006/10/04 08:25

ニコライ堂の名で知られる東京復活大聖堂が、石造文
化財として初めて修復されたことはかねてより知ってい
た。

千葉県八日市場に、同県文化財である山下りんのイコン
が飾られているハリストス須賀教会を訪れたことがあった。
2000年(平成12)を直前にした頃であったかと思うが、建
替え直後の教会を拝見させて頂いた。畑仕事をなされて
いたにもかかわらず、内陣まで招じ入ることをお許し下さ
れた。その時は、ロシアでさかんに盗まれると報道されて
いたイコンとはこれか、という程度のものであった。

その頃より、仏像を博物館・美術館で鑑賞することは漠然
と避けるようになってきていた。仏様は拝むものだと、 あた
り前のことに目覚めたからだ。お寺に詣でるにも、朝の勤
行に参ずることの許されるのであれば、宿坊に泊まり、宵闇
暗き道を進むという具合だ。声明を聴いていると足の痺れ
も軽く済むから不思議だった。

そんな風であったから、ビザンチン美術として鑑賞するこ
とは避けていた。街での生活も、ようやく人にぶつからず
に歩けるように慣れてきたので、主日聖体礼儀に参祷し
た。

<聖金ロイアン聖体礼儀>をここに記すことは私に適うこ
とではない。次を参照されたい。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/1125/inori/dl..html

2時間ずーっとみじろぎひとつせずに立ち続けた。信者さん
が五体投地の如くに膝を屈し頭を接地させるのを目のあた
りするに及んで、どのように息をしているのか分からなくなった
ような気分になった。

名月2006/10/07 06:07

 名月の秋(とき)を知らずか襲いくる
 台風崩れのスプリンクラー

十六夜2006/10/07 20:03

名月はダメでしたが、満月でリベンジしました。

秋姫2006/10/09 08:59


 大風に潮風受けてすまし顔
 秋姫様はスクスク育つ

 ※ お年寄相手で疲れているだろうと、
   mariさんが四ヶ月になるお姫様を連
   れて、陣中見舞いに来られた。

更待月2006/10/11 08:02

残念でした。
今年は、名月と更待月を逃しました。

あと、11月3日の十三夜がありますが、これは逆
の意味で片見月となってしまいます。悩むところ
です。

崩れた人2006/10/28 09:07

 言うだけを言うに言われず
 遅ればせ
 電話の奥にグラスが響き

〈子育て応援メッセ 2006〉2006/10/29 19:10

某地方都市で「子育て応援メッセ」が開かれました。その
中に、「子育てサークル」を考える座談会がありました。

情報過多時代の子育ての、その大変さは我々が体験し
た子育てとは質的に様変わりしています。今の若いお母
さん、ほんとに大変。先ずこれを理解することです。

その背景にあるものが、母親の社会的孤立と謂われるも
のらしい。マスコミを飛び交う言葉、「地域の教育力」、「地
域の福祉力」と持ち上げられる「地域」が解体してしまって
いるのですから、実体的に存在しているのかどうか分から
ない「地域」に何を求めるというのでしょう。隣近所に、誰が
住んでいるのかも知らないのですよ。

だから、情報に頼るのです。ところが、情報時代の子育て
は、情報を求めても、我が子にピタリと当てはまる情報は
返って少ないともいうのです。もちろん、昔から、そんなもの
はありませんでした。
それでも、分かったのです。他人の子と密かに見比べるこ
とで。ここに、サークルに集う意味があります。

ところが、そこにも障壁があります。場所、がその最たるも
のです。この某市は、公民館使用料の有料化での一本化
運用をつい先ごろ始めました。
世の中では、少子化対策が叫ばれています。「少子化対策」
のオン・パレードの様相ですが、実態はこの有様です。

子育てメッセ2006/10/30 20:13

「子育てサークルを考える」座談会を催した。
座談会自体は時間が限られるという、通弊のため
盛り上がりを見せ始めた頃には、お開きというパ
ターンの典型であった。

某市における、子育てに関わる機関、グループな
どが一同に会した会場において、主催団体側の人
間が異口同音に主張した今年の顕著な傾向は何で
あったろうか?
それは、パパの積極参加の一語に尽きた。(いや
いや)連れられてきて、ママのお勉強中に子守り
をしている、というのではなかった。べびー・
マッサージであれば、ママ同士は勝手にお喋りし
ているさなか、講師の指導を聞きながら一生懸命
に汗を流しているのであった。

昨日の反省会では、「世の中変った」と小母様連
中は感心しきりであった。

売りものは違う2006/10/31 06:32

 見せ下着
 なにを見せるか隠すのか
 リアルばかりのヴァーチャル時代

久しぶりに電車に乗りました。
温室効果の車内で熟睡モードとなりました。
ふと気がつくと、眼前に臍の下あたりと思
しき平面が広がっていました。もちろん、
認識するのに一駅は要しましたが。
そこには妊娠線こそ現れていないものの、
目をそむけたくなる荒野の風情でありました。

なるほど、売り物はそれなりにキチンとして
いるんだ。